日本語が通じるホテルと一言で言っても、その「通じ方」には大きな違いがあります。
「日本人スタッフ常駐」と明記されているホテルは、その名の通り、日本人スタッフが常にホテル内にいる状態を指します。フロントだけでなく、コンシェルジュやゲストリレーションなど、複数の部署に日本人スタッフがいることを意味する場合が多いです。
一方、「日本語対応可能なスタッフ在籍」とされている場合は、日本語を話せるスタッフがホテル内にいるものの、常駐しているわけではない可能性があります。
そのため、夜間や早朝に急な用事が発生した場合、日本語での対応が難しいケースも。不明な場合は、予約前にホテルに問い合わせてみましょう。
北京で日本語が通じるホテル7選
「まるで日本にいるかのような安心感が欲しい」と考えているなら、ホテルニューオータニ長富宮が、もっともおすすめです。日本人旅行者からの支持が厚く、日本語での対応が可能なスタッフが在籍している場合があります。
提供されるサービスや設備も、日本ならではのきめ細やかさも人気。清潔で機能的な客室、日本食レストラン、日本式のきめ細やかなおもてなしは、ストレスなく過ごせる環境を提供してくれるホテルです。
国際的なホテルブランドの安心感を探しているなら、ヒルトン北京がおすすめです。世界中で信頼されているブランドであり、北京でもその高いクオリティを維持しています。
時間帯によって、日本語対応できるスタッフがフロントに在籍。英語が苦手な方でも、いざという時に日本語で相談できると安心でしょう。館内は広々とした屋内プール、最新機器が揃うフィットネスセンターなど、快適に過ごせる施設が整っています。
長年にわたり日本人から信頼されてきた老舗ホテルが、ジンルンホテルです。開業から40年以上の歴史を持ち、その間、多くの日本人が利用してきました。
中国の現代的な快適さを融合させた内装で、落ち着いた雰囲気。複数のレストラン、フィットネスジム、屋内プールなども完備されており、ゆったりと過ごしたい方におすすめです。
「日本語が通じるホテルに泊まりたいけれど、予算も気になる」という方には、サンワールドホテルがおすすめ。コストパフォーマンスに優れているホテルとして人気があります。日本語を話せるスタッフが在籍している時間帯もありますが、常時ではありません。
立地は、北京の中心部である王府井(ワンフーチン)エリアに近く、地下鉄1号線「王府井駅」から徒歩約10分。周辺には大型ショッピングモールやレストランが立ち並び、観光やショッピングに便利なロケーションです。ホテル周辺は夜遅くまで賑わっており、初めてでも安心して街歩きを楽しめます。
北京光明ホテルは、コストパフォーマンスを重視しつつ、安心感を求める方におすすめです。客室はシンプルながらも清潔。基本的なアメニティも揃っています。ビジネス利用での滞在でも、十分な快適さを提供してくれるでしょう。
地下鉄10号線「亮馬橋(Liangmaqiao)駅」や「農業展覧館(Agricultural
Exhibition
Center)駅」から徒歩圏。周辺にはローカルなレストランや商店が多く、地元の雰囲気を味わいたい方におすすめのホテルです。
北京友誼賓館は、通称「フレンドシップホテル」と呼ばれている歴史あるホテルです。規模の大きさから、まるでリゾートのような滞在ができます。ゆったりとした滞在を望む方や、リゾート気分の中で過ごしたい方に最適なホテルです。
地下鉄4号線「人民大学駅」から徒歩約10分。観光地へのアクセスは、地下鉄を利用して移動することになりますが、ホテル敷地内の静かで落ち着いた環境は、都心の喧騒を忘れさせてくれるでしょう。
天安門広場や故宮博物院にほど近い、北京の中心部に位置する格式高いホテルです。1900年代初頭に開業した歴史を持ち、数多くの国賓や著名人が宿泊してきました。国際的なゲストが多いことから、日本語ができるスタッフがいる時間帯もあります。
重厚な雰囲気の客室は、上品な内装で統一。複数の高級レストランやバー、スパ、フィットネスセンターも充実しており、ワンランク上の上質な時間を過ごせるホテルです。
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北京の日本語が通じるホテルで確認すべき3つのポイント
北京で快適なホテルを実現するためには、予約前にいくつかの重要なポイントを確認しておきましょう。ここでは、ホテル予約に関して見落としがちな3つの確認事項を解説します。
日本語対応スタッフが在籍していても、その対応が「24時間可能か」どうかは、滞在の快適さに直結します。早朝の出発や深夜のチェックイン、予期せぬトラブルが発生した際に、日本語でのサポートを受けられるかは重要です。
多くのホテルでは、日本語対応スタッフが勤務する時間帯が限られています。例えば、日中のみ対応可能で、夜間や早朝は中国語の対応となるホテルも珍しくありません。日本語での対応を重視する方は、予約時に「24時間日本語対応OK」と明言されているホテルを選びましょう。
日本語で対応できるホテルは大切ですが、同時に「あなたの滞在目的」に合致する立地であるかどうかも重要です。どんなに日本語が通じても、観光地へのアクセスが悪かったり、ビジネス拠点から離れていたりすると、結果的にストレスが増えてしまうかも。
初めての観光であれば、天安門広場や故宮博物院に近い「王府井(ワンフーチン)」や「建国門」エリアのホテルが便利です。ショッピングやナイトライフを楽しみたいなら「三里屯(サンリートゥン)」エリアがおすすめ。
DMM旅行予約でホテルを検索する際も、地図表示を活用してホテルの立地を詳しく確認しましょう。立地を考慮することで、より満足度の高い北京滞在が実現するはずです。
北京の日本語が通じるホテルでよくある質問
ここでは、日本人旅行者からよく寄せられる5つの質問に回答します。
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一般的に、日本語対応スタッフが常駐しているようなサービスの高いホテルは、宿泊料金が高くなる傾向があります。これは、日本人スタッフの人件費や、日本式のサービス提供にかかるコストが反映されるためです。
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ホテルによって、対応が大きく異なります。例えば、ホテルニューオータニ長富宮であれば、送迎の手配やドライバーへの指示も日本語でスムーズに行える可能性が高いです。
しかし、一般的なスタッフが在籍しているホテルでは、送迎サービスを担当するドライバーが日本語を話すとは限りません。多くの場合、ドライバーは中国語のみの対応となるでしょう。 -
日本語対応ホテルであれば、ホテル内のレストランで日本語メニューが用意されているケースは少なくありません。ただし、施設・時期により異なるため、確約はできません。必要な場合は事前に確認しましょう。
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日本語が通じるホテルであれば、チェックインやチェックアウトの手続きを日本語で行える可能性が高いです。時間帯によって、英語や中国語での対応となります。
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ホテルでの両替は、空港や銀行での両替と比較してレートがあまり良くない場合もありますが、手軽に少額を両替したい場合や、銀行が閉まっている場合には便利です。日本語対応可能なスタッフがいるホテルであれば、両替に関する説明も日本語で受けられるでしょう。
執筆者:Trip.com編集部
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